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  日本の理化学研究所が合成した原子番号113番の元素が、国際機関IUPAC(国際純正・応用化学連合)によって「新しい元素」として認定され、理研に命名権が与えられた、と産経新聞（1/1）などが報じた。それによれば、アジアからの元素の発見は、今回の日本が初めてで、今後、森田浩介九州大教授グループなどが新元素113番の名前と元素記号を提案し、認められれば、およそ1年後に発表される予定。アジアで見つかった元素が初めて周期表に掲載される。

  森田氏は「これから化学を勉強しようという若い人たちが、周期表に日本のグループが作った元素が載っているのを見て、多少は心の高まりを覚えるのではないか。理科嫌いの子が増えかけている中、少しでも好きになってくれれば、日本の国力向上にとって意義は大きいと思う」と語った。