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文科省:大学に「アクティブ・ラーニングスペース」あり

2016/05/10

 文科省の「学術情報基盤実態調査」の結果によると、大学の半数以上が、学生のアクティブ・ラーニング(能動的学修、AL)のためのスペースを設けていることがわかった、とベネッセ教育情報サイト(5/10)が報じた。それによれば、ALのためのスペース設置が半数を超えたのは、初めて。大学では、学生のALに対する支援が着々と進んでいるようだ。調査は、国公私立大学779校(国立86校、公立86校、私立607校)を対象にして、2015年5月1日現在の状況を調べた。

 主に大学図書館の中に複数の学生が集まり、さまざまな情報資源を活用して議論などを進めていく学習スタイルを可能にするなど、ALのためのスペースを設けているのは411大学(各74校、23校、314校)、52.8%となった。2012年度調査では、ALのためのスペースを設けている大学は181校、23.3%だったので、この3年間で、約2.3倍も増加したことになる。

 

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