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京都橘大:那智勝浦町と「ふるさと協定」、地域課題の解決

2016/06/05

 京都橘大(京都市山科区)と智勝浦町(和歌山県)が、大学が地域課題の解決に向けた活動をする県事業「大学のふるさと」協定を結んだ。学生らが、観光や歴史などについて学びながら、町と連携して活性化に貢献していく。「大学のふるさと」は県の支援で、大学と市町村が継続的に交流する事業。大学は地域を学生の育成や研究、社会貢献の場にする一方、市町村は大学のノウハウや学生の若い力を地域活性化に生かす。

 京都橘大と那智勝浦町はすでに2000年ごろから交流を続けているが、このつながりを強化する形。大学学園祭や京都駅で、町の観光事業をPRしたり、京都市内で熊野の歴史などが学べる「熊野学講座」(仮称)を一般の人らを対象に開くなどする。町内企業などと連携した単位認定型のインターンシップ(職場研修)も予定している。

 

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