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国際医療福祉大:都心・赤坂に新校舎、災害時に2000人収容

2016/08/10

 赤坂の旧赤坂小学校跡地(港区赤坂4)に現在、「国際医療福祉大」の新校舎「赤坂キャンパス」が建設中だ、と赤坂経済新聞(8/10)が報じた。同紙によれば、「日本初の医療福祉を専門とする総合大学」として1995年に設立された同大学。本校のある大田原市のほか、港区青山、小田原市、福岡市、成田市にも校舎を構える。青山にある大学院の規模拡大や、同校のグループである「山王病院」や「山王メディカルセンター」が赤坂にあり縁深いなどの理由から、新校舎設立場所として赤坂が決まった。2018年秋には、地上10階と地下1階から成る医療・福祉棟を着工する予定。災害時には帰宅困難者を受け入れ、最大で約2000人が収容できる。

 大学・大学院棟には、赤坂の祭りで親しまれている「氷川山車」を常設展示し、青山通りからガラス越しに見ることができる。体育館や図書館などは一般にも解放し、地元の人々との交流の場として活用する。同キャンパスのオープンに向け、同校では2017年から国家資格として認定された、保険医療の分野などで心理に関する支援などを行う「公認心理師」や「診療情報管理士」などを養成する学部を新たに設ける。大学院にも新コースを設置し、これまでの約400人から約1000人が学べる環境を整える。

 

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