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アジア大学ランキング:首位シンガポール国立大、東大は7位

2016/10/07

 最良の大学を探そうと世界中を見渡してみると、アジアの存在感が大幅に高まっていることが分かる。専門家によると、優勢を占めてきた欧米の大学に、さまざまな分野で対抗できるアジアの大学が増えているという。世界の教育市場に関する調査を行う英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は10月5日、アジア大学ランキングを発表した。これを報じたForbesJAPAN(10/7)によれば、13年目となる今回、トップとなったのは世界全体のランキングでも24位に入ったシンガポール国立大だった。2位は中国の北京大、次いで3位清華大の順となっている。日本からは7位東京大、11位京都大が名を連ねた。

 THEが評価基準とするのは主に、学習環境、実施されている研究の件数、研究結果の影響力、職員の国際的な視野、大学の収入、評判など。2011~15年の間に発表された論文数が1000に満たない大学、行われている研究の80%以上が一定の領域に限定されている大学、学士過程の教育を提供していない大学は、調査対象から除外している。

 

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