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国際教養大:有望な入学候補学生を職員がスカウト、2018年実施

2016/11/25

 大学が求める人材をスカウトし、入学を呼びかけるユニークな制度を、公立国際教養大(秋田市)が2018年4月入学者の入試から始める、と読売新聞(11/25)が報じた。同紙によれば、同大は英語で全ての授業を行い、1年以上の留学を義務づける独自の国際教育で知られる。発想力があり、積極的に物事に取り組む学生を求めていたが、開学当初に比べて個性的な学生が減ってきたといい、積極的に才能豊かな学生の確保を狙うことにした。

 入試室職員が、高校や在学生、卒業生に紹介を依頼したり、メディアで活躍が報じられた生徒に連絡を取ったりして人材を発掘。複数回面談して、入学候補者を選ぶ。認定された生徒は月1回程度、大学に日本語と英語のリポートを提出して論理的な思考を育み、一般入試やAO入試などでの合格を目指してもらう。入学定員175人のうち若干名が対象となる。

 

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