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私立学校振興・共済事業団調査:2018年度「定員割れ」私立大は210校(36.1%)

2018/08/08

 日本私立学校振興・共済事業団は8月2日、2018年度私立大学の入学志願動向を発表した。同事業団のホームぺージによれば、調査(2018年5月1日現在)は全国の私立大学582校を対象に集計が行われた。私立大の概況では、入学定員、志願者、受験者は昨年度と比較し増加した。入学者は1904人減少して、49万7773人となった。学部系統別の動向(前年比で志願倍率が増加した系統)では、①「人文科学系」(+0.88ポイント)、②「社会科学系」(+0.75ポイント)、③「理・工学系」(+0.49ポイント)、④「その他」(+0.27ポイント)、⑤「芸術系」(+0.26ポイント)、⑥「医学」(+0.25ポイント)、⑦「歯学」(+0.02ポイント)の系統順で志願倍率が上昇した。

詳細:http://www.shigaku.go.jp/files/shigandoukouH30.pdf

入学者数が定員よりも少ない「定員割れ」(入学定員充足率100%未満)の私立大が2018年度は19校減少して210校となり、私立大全体に占める未充足校の割合は3.3ポイント下降して36.1%となった。

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