NETWORK NEWS

就職状況:2018年・国立教員養成大の就職率は67.0%、兵庫教育大86.6%が1位

2019/02/01

 文科省は2019年1月31日、小・中・高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学・学部の教員養成課程(44大学)、及び国私立の教職大学院の就職状況(2018年9月末現在)を公表した。同省のホームページによれば、国立の教員養成大学・学部においては、卒業者1万960人(前年度比144人増加)のうち、教員就職者は6457人(前年度比43人増加)、教員就職率(卒業者数から大学院等への進学者と保育士への就職者を除いた数を母数とした場合)は67.0%(前年度比0.5ポイント減少)だった。2018年の傾向として、教員就職者数は増加したが、教員・保育士以外への就職者数が増加したことにより、教員就職率が微減している。

 教員就職率(卒業者から進学者及び保育士を除く)が高い大学は、1位:兵庫教育大86.6%、2位:鳴門教育大83.3%、3位:上越教育大80.6%、4位:山口大79.7%、5位:愛媛大77.0%――で、これらが上位5大学だった。また、教員就職者がもっとも多い大学は、愛知教育大434人、ついで北海道教育大415人、東京学芸大407人となった。

参考:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kyoushoku/kyoushoku/1413296.htm

一覧に戻る