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【東京農業大学】大学開発の生ごみリサイクルシステムがグッドデザイン賞を受賞

2019/10/24

 東京農業大学の10月4日付ホームページによると、同大学で開発した都会完結型生ごみリサイクルシステム(みどりくんプロジェクト)が、2019年度グッドデザイン賞を受賞した。
 「みどりくん」とは、生ごみを原料とする有機質肥料のこと。東京都世田谷区内の学校給食の生ごみ、またはキヤノン電子株式会社の生ごみ乾燥機で乾燥した生ごみを同大学に集め、わずか数時間で「みどりくん」を製造する。これを肥料として周辺の農家が野菜を生産し、庭先販売や学校給食の食材に用いる。
 従来の生ごみリサイクルとの違いは、都会の中だけで生ごみリサイクルを完結させる点。同大学では、「みどりくん」プロジェクト活動を2007年から続けてきた。キャンパスが所在する世田谷区で始めたこの活動を今後、全国へ拡大していく意向だ。

 (東京農業大学HP:https://www.nodai.ac.jp/news/article/23936/)

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