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【工学院大学】調理師専門学校と合同で東京・新宿区の防災“炊き出し”イベントを開催

2019/11/29

 工学院大学は11月11日、新宿キャンパス近くの新宿調理師専門学校にて、「“新宿ならでは”炊き出し」を実施した。このイベントでは、同大学が全体企画と備蓄品の調達を担当し、同専門学校が調理を担当。道行く人に無料提供されたメニューは、缶に入ったしろがゆ、野菜たっぷりの豚汁、スライスしたさつまいもの3品で、参加者からは、「わぁ、あたたかくて嬉しい」と大好評だった。

 イベントは、昨年度に引き続き3回目の実施で、同大学が加入する新宿駅周辺防災対策協議会主催「新宿防災ウィーク2019」の一環として行われた。多くの事業所などで、期限が迫った備蓄品の多くが廃棄されているが、このイベントはそれらを有効利用し、新宿近辺に勤務している人々や学生などに、新宿区が災害時の混乱防止を目的に社会への浸透(認知度向上)を働きかける「新宿ならでは防災」という取り組みを知ってもらうきっかけとなっている。今回のイベントでのメニュー「しろがゆ」も、新宿区より提供を受けた賞味期限切れ寸前の備蓄品が使用された。

(工学院大学HP:https://www.kogakuin.ac.jp/bousai/news/2019111201.html)

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